Sato Tomoko

painting,painting,painting!
お洒落な缶
ドイツでもダンボール箱や看板とか、独特の配色とかバランスがお洒落だなぁっと思うことは多々あります。トルコでも同じ。




このダンボールもいい配色。


印象に残ったのはオリーブオイルなどの油の缶。たくさんのメーカーが出しているからか、目立つデザインが多いです。


こちらはコーンオイルとオリーブオイルの缶。


コーンとヒマワリの油の缶。ぱきっとしていて、文字もかわいく見えます。

トルコはもともとはアラビア文字を使っていましたが、トルコ独立戦争後に大統領アタテュルクによってラテン文字に改められました。この大きな改革によって、トルコ人はコーランをダイレクトに読めなくなるわけですが、一方で西洋にぐっと近づくことにもなります。

ちなみに英語にはないトルコ語独自のアルファベットは、
「ç」「ğ」「ö」「ü」「ş」
などがあります。発音が難しくて、なかなか覚えられません…。


それはともかく、ベルリンでランプを買ったKOKOさんのお店には、このオリーブ缶を利用した商品が一杯。これらもオリーブオイルやオリーブの実の缶を再利用した商品たち。植木鉢やゴミ箱として自由に使えます。

これも買おうかなと思っていたんですが、一緒にいたジャンさんが猛反対。「なんでわざわざ買う必要があるの?自分で作ったら?こういう缶ならトルコにいくらでもある」と。「日本じゃ手に入らないのに〜」と思いつつも、あまりに反対されてあきらめました。


その理由がトルコに行って分かりました。都市部はともかく田舎や郊外の家ではごく普通に使い終わった缶を再利用してました。



ベランダにもヨーグルトの空き箱(バケツ)を利用した植木鉢が。これを小さい頃に見て育ったのなら、わざわざ買うなんてとんでもない、と思うのも無理もないと納得した次第です。貧しいからというより「サイズもちょうどいいしこれで十分」と言う感じで、どの家でもみかけました。


この煙突も再利用。なんでもキッチリ作りすぎないところがトルコ流、な気がします。

| 旅行 | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
コンスタンチノープル
イスタンブールから始まったトルコの旅は友人のトルコ系ドイツ人ジャンさんと一緒に巡りました。本人が言うにはドイツに移民して働いていたけれど、トルコ国民の義務である兵役(15ヶ月間)を拒否する手段としてドイツ国籍を選んだとか。

2011年に徴兵制をドイツは廃止しましたが、それ以前も良心的兵役拒否という制度がありました。でもトルコの兵役は青年男性の義務で、拒否することはできません。拒否するには代償として5000ユーロ(30年近く前の話)を支払うのが唯一の方法だったそうです。当時、1年以上もドイツを離れてほとんど無報酬の兵役につくことは無理だったので、やむなくドイツ国籍を選んだそうです。


で、イスタンブールは世界史の知識の乏しい私でも、ローマ同様、歴史てんこもりな町であることは分かります。特に1453年にオスマン帝国のメフメト2世によって首都コンスタンティノープルが陥落し、東ローマ帝国の滅亡にいたる物語は塩野七生ファンとしては郷愁にかられてしまいます。


今回見に行きたかったのが名高い「テオドシウスの城壁」。近くまでバスで行って歩いていると、メフメト2世の像が。私が「この人がローマ帝国を…」と浸っていると、隣のトルコ人は誇らしげな笑顔で「このスルタンがローマを滅ぼしたんだぜ!」と英雄をみる眼差し。


さらに歩くと「テオドシウスの城壁」が見えてきました。全く管理されている様子もありませんでした。崩れかけた階段を恐る恐る上に登ると金角湾を一望できます。長くのびたこの城壁が
イスタンブール旧市街の西側をすっぽり覆うように造られ、ローマ・ビザンツ時代には鉄壁の防御を誇ったそうです。


城壁の塔の上まで登ると、さらに見晴らしが良いものの、かわいい子どもギャングが数名いました。近寄って来て、彼らの持っているささやかな歴史の知識を披露してくれます(そしてお金を請求してくる)。


ここでもローマ帝国滅亡への郷愁に浸る日本人と、オスマン帝国の威信をヨーロッパに知らしめた歴史に心を高ぶらせるトルコ人の構図。感じ方のギャップに驚くとともに、視点が違うと感じ方って正反対になるんだなあと、当たり前のことを改めて実感。


城壁からの眺めは、ちょうど夕焼けの時間で、とても素敵な景色でした。ただ、この城壁付近は観光客も少なく、私が遭遇した子どもギャングならコインを渡す程度で良いですが、遅い時間に一人で行くのは危ない感じのするエリアでしたので、ご注意を。

| 旅行 | 20:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ドイツとトルコの旅

8月〜9月にかけて、ドイツとトルコを遊びと仕事をかねて旅をしてきました。ドイツの記事は少し書いたけど、トルコについて報告と印象を少しずつアップしていきたいと思います。

トルコではイスタンブール、アンタルヤ、アランヤ、ウスパルタ(近くの村)の4つの町を16日間でまわりました。イスタンブールとウスパルタでは知人のお宅に泊めてもらったこともあって、ホームステイ気分。最後は空港まで見送ってもらって、思わず涙の帰路でした。


トルコとドイツの関係はとても複雑で、親しくしているトルコ系ドイツ人の友人家族の生き方や在り方からもそれは強く感じます。戦後、大量の移民を受け入れて来たドイツでは、現在は5人に1人が移民の背景を持つ、非ドイツ民族です。実際200万人とも言われるトルコ系ドイツ人は、ドイツの人口の15%近くを占めています。

これまではドイツでのトルコの影響を見ることが多かったけど、今回は逆です。人が移動するということは一方向ではなく、双方向に影響があるのだと強く感じました。トルコにおけるドイツの影響を多々感じる旅になりました。

そういう印象も忘れないうちに書き留めておきたいです。
| 旅行 | 21:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
見つけたものなど
年に1回弱のペースで、この5年ほど毎年ヨーロッパに来ていますが、来るたびに「あ〜、楽だな〜」と感じます。みんな肌から髪の色から、服装から髪型からバラバラで、好きなところに座り込んではギターを片手に歌ってたり、芝生に寝転んで本を読んでたり。一目なんか気にせず、自分にとっての当たり前を、当たり前にやってる空気が「楽」です。

学校なんかで教えていると、違っていることを注意しなければいけないことが多々あります。違うことが前提で動けたらこんなに楽なのになあと。


町をぶらぶら散歩しているだけで、自分の中が柔らかくなる感じ。歩いていると熱心に車?をリフォームしているカップルに遭遇。


後ろ一面がカセットテープでデコレーションされてます。


天井との隙間にもレコードとカセットテープ。


タイヤの周りも、レコード。


この日は下絵を見ながら、熱心に絵を描き込んでました。タイヤもパンクしてるし、実際に中が使えるのかは分かりませんが、いつかこの車で旅行でもいくんでだったら、素敵だなあ。


側にはこんな、かわいい車も。こういうゆる〜い感じを見ているのが何とも楽しい。
 

さて、いつも貧乏旅行で大した物を買わないのですが、今回は珍しく小さなランプを買いました。お店のオーナー兼作家のKOKOさんがちょうどお店にいて、いろいろ話を聞けました。「変圧器がなくても使えるはず〜」という言葉を信じて購入を決意。



というのも、このランプの台に使われている缶が、以前オランダの尊敬する友人からいただいたキャンディの缶と同じだったから。二つを並べて飾るのが楽しみ。


お店で、倉敷の畳縁を使ったベルトを発見。KOKOさんのチョイスだとか。めざといというか、
流行って早いなあ。
| 旅行 | 02:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
SUSHI WORKSHOP
 
ベルリンで働いている友だちが私と二人のドイツ人の友人のために、"SUSHI WORKSHOP"を開いてくれました!仕事の合間をぬって時間を作ってくれた上に、こんなワークシートまで!


待ち合わせ場所から、アジア系のスーパーマーケットまで行って買い物も一緒に済ませ、いざライスを洗うところから。炊き終わって酢飯にします。ドイツのお寿司屋さんのご飯よりも美味しい!と感心する参加者。


野菜はのりの幅に合わせて切るんだよ、と指導中。


新ショウガが手に入らない時期だからと、ラディッシュで甘酢漬けを作ってくれていました。


見本を見せてもらった後、いざ本番。周りの注意も聞かず大量のわさびをつけてます(後で自分で責任もって食べてましたが)。


「料理はだめなのよ〜」と弱気な友だち。でも楽しそうに巻いてました。


完成! キュウリとアボガド、サーモンが今回の具材。いろんな寿司談義をしながら、楽しく美味しくいただきました。

実は私も恥ずかしながら初めての経験。私の叔母がお寿司作りの名人で、私はもっぱら食べるだけ。そろそろ食べたいなと思うと、だいたい叔母の寿司が届くため、作る機会がありませんでした。

何よりドイツの友だち二人が心から喜んでくれたのが、とっても嬉しかったです。こんな機会を設けてくれたMACHIKOちゃんに感謝。
| 旅行 | 15:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
6回目のベルリン

仕事を無理矢理オフにして、ふただびドイツへ。今回はベルリンからスタートです。ベルリンに来るのは多分5回か6回目。来るたびに姿が変わる町です。写真は通りの名前を示す標識。


こういう遊び心は変わらないドイツです。


泊ったホテルが、旧東ドイツのエリアだったので、泊まったホテルもその周りも無機質なでかい建物ばかりでした。年々東ドイツを感じることが少なくなるベルリンで、逆にそれが嬉しかったりしました。


ウェルカムフルーツとばかりに、到着したばかりの私に友達がくれたフルーツ。


最初何か分からなかったんですが、食べたら「桃」でした。倉敷の桃に親しんでいる私としてはどうもなじめないんですが…。

| 旅行 | 12:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ウズベキスタンー人々
最後に町の人々。



祈る人々。


色んな印象を与えてくれる国。また行きたいなあ。
| 旅行 | 22:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ウズベキスタンーバザール
どこの国に行っても楽しいのは地元のスーパーマーケットと市場。ウズベキスタンでも観光地で名高いサマルカンドのレギスタン広場から歩いて5〜10分程にあるショブバザール。楽しくて連日通いました。


入り口。

 
豆〜。


チーズやヨーグルト。


ドライフルーツ。


もちろん野菜も。


バケツ、たらい。


食器。

お肉。


焼き菓子やお惣菜。


貫禄のある売り子のおばちゃん。


サラダ。

と、何でもそろいます。観光客も地元の人も混ざって、一日中にぎやか。歩いているとひっきりなしに声をかけられますが、ここでもまともに買うには値切り続けないといけません。良心的なとこで3倍、普通は7倍、ひどければ10倍くらいふっかけられている印象です。

スーパーやバザールは現地の人たちの生活の姿を垣間みれる場所。新鮮で力あふれる野菜や美味しそうな焼きたてパンを、手でつかんでぽいっと袋に入れて買って行く人たち。普通なんだけどとっても贅沢に感じます。豊かさはいつも身近にあるんだなあと。


日暮れになると店じまい。ようやく静寂。

| 旅行 | 19:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ウズベキスタンーギジュドゥバンの陶芸工房
 ブハラから車で20〜30分の町、ギジュドゥバン。お目当ては陶芸家の窯元を訪ねること。乗り合いタクシーで町まで行ったものの、手元には住所だけで詳しい地図がなく。困って同じタクシーに乗ってた若いお兄さんに「陶芸の工房に行きたい」と伝えると、工房に電話してくれて車で迎えに来てもらえることに。
↓ここが入り口。


町から車で10分くらい。親方の息子さんが迎えに来てくれた。



中庭から。親方を中心に息子さんたちとそのお嫁さんやお孫さんまで住んでいる様子。


アポなしの突然の訪問だったんだけど、丁寧に中を見せてくれる。


乾燥中のお皿。「模様がかなり複雑なんだ」と解説されるものの、日本や中国の陶芸を見ていると、むしろプリミティブで素朴に感じる。


模様を施した後のお皿。


絵付けが済んだら再度釉薬。「何も見えなくなるけど、焼くと透明になって光沢がでるんだよ〜」と。


巨大な石臼。本当はロバが石臼が引くんだそう。


昨日焼いたばかりだという、窯。


素朴でかわいらしいマグカップ。


ギジュドゥバンの焼き物は、絵柄が特徴的。形はシンプル。


たくさん飾ってあった動物の形をした笛。


他の町でも買えるかなと思っていたけど、この色のはなくて、残念。やっぱり旅行ではピンと来た時に買わないとだめだなあと、毎度のことながらちょっと未練。

何を買ったかというとお茶碗型の絵付けの食器と
真っ黒いポット。もちろんこれはこれでお気に入り。
| 旅行 | 13:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ウズベキスタン-ブハラ(2)
ブハラには3日間滞在。小さな町だったので、同じところを何度もあるきました。ウズベキスタンに行く前にいろいろとアドバイスをくれた、ウズベク通の友人からは「3日もいたら地図なくても歩けます」と言われたけど、まったくその通り。

長時間のフライト疲れとホテル探し、それに言葉の壁による時間のロスを考えて3泊にしたけど、結果的にのんびりできてとっても良かった。ホテルはタクシーのおっちゃんが半ば強制的に紹介してくれたところにしたので、30分で決定。シャワーを浴びて少し休んだら、1日目からがんがん観光できました。


ちなみにホテルはこんな感じ。冷蔵庫とシャワーとトイレ、それに朝食付き。町の中心で便利な場所。最初一人1泊5000円だと言われて「冗談じゃない、他のところに泊まる」とか喧々愕愕と交渉した結果半額まで値切る。それでも予算よりは高かったんだけど、物価の感覚がつかめない初日ということもあり、半額で手をうちました。


ホテル前の広場にあるナスレディン・ホジャの像。ホジャは「先生」とか「師」というような敬称で、実在の人物かどうかはよくわからないけど、日本のとんちの吉四六さんみたいな存在。機知とユーモアの昔話がいっぱい残っているとか。


トルコではこのナスレディン・ホジャは有名で、トルコ人の友人からはいくつかお話を聞かせてもらったけど、ブハラでも人気がある様子。


シルクのスカーフも種類がいろいろ。とっても奇麗。


お店はいろいろ。時々、あまりにしつこい客引きに困ることもあったけど。値段も売値を最初から言ってくれることはまず無くて、2倍〜5倍くらいはふっかけられていて、値切らずには何も買えません。


心引かれる焼きもの。


喫茶店。


スザニも購入。何枚か買うと、値段の相場が分かってきます。値切り方も分かるし品質も少しずつ差が見えてきます。
やっぱり安くて良い物を買うのは簡単じゃない!
| 旅行 | 20:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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