Sato Tomoko

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ウスパルタの町
いわゆるど田舎であるイーデジク村は、ウスパルタ県に所属します。トルコの行政区分は県>市>町・村となっているみたいで、日本とシステムが近いです。


そのウスパルタは割と大きな町で、何よりバラで有名。車で移動中に見た町の入り口の巨大な薔薇のモニュメント。お世辞にもセンスが良いとは言えませんが。毎年5月にはバラ祭りがあり、大きなイベントも開かれるとか。お土産物もバラにまつわるものがたくさん。


ローズジャム、ローズシャンプー、ローズクッキー、ローズウォーター、バラの芳香剤など様々。5月のバラの時期になると、早朝に村総出でバラの花びらを収穫するのだとか。ジャンさんも小学生の頃、学校に行く前に花びらを積みに行かされるのがすごく嫌だったと話してました。摘んだ花びらは精油工場に買い取ってもらいます。


バラから生まれる商品の中でも最も高価なのが、100%ピュアなバラのオイル。店頭に数々の商品が並んでるけれど、このオイルだけは店員さんにお願いして出してもらってました。エッセンシャルオイルの中でも世界最高級と言われるウスパルタのローズオイルは10ccで3000円以上(日本で買うとこの10倍の値段のよう)はするみたい。香水の香りが全くダメな私ですが、このオイルの香りは本当に爽やかでスッとして驚きでした。


お店の可愛らしい売り子さん。ちなみにトルコでは女性が頭をヒジャブで隠すのは、学校など公的な場では禁止されています。


洋服以上に柄が豊富なヒジャブ。若い人でも信仰心の強い人は様々なデザインのヒジャブをお洒落に巻いてます。巻き方もそれぞれ工夫があります。


ウスパルタの市内で見つけて面白かったのが、チャイ(紅茶)注文のボタン。ボタンを押して数を言うと、近くのお店の人が持って来てくれる仕組み。お金(30〜70円くらい)はその場で払い、カップはその場に置いておけば後で回収してくれます。


トルコ人のチャイ好きは半端ない。一日5杯以上は軽く飲んでます。その度にお砂糖もたっぷり。トルコ人の立派なお腹はビールではなくチャイで出来ていると確信しました(笑)。


イーデジク村とわずか20kmしか離れていないのに、ウスパルタの町はにぎやか。ショッピングセンターやカフェにレストラン、お店が並んでます。面白かったのが通りにいきなりソファーがあるから何かと思ったら、プレステのサッカーゲーム専用のお店。


若いお兄ちゃんたちが楽しそうにゲームしてました。

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