Sato Tomoko

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トルコとドイツ

アンタルヤとアランヤはどちらも良く似た地中海沿いの町。海沿いはホテルがずらりと並んで、観光客がいっぱい。普通に町を歩いていてもドイツ語がちらほら聞こえるくらい、ドイツからの観光客もいっぱい。

どちらの町でもツーリストインフォメーションではドイツ語が通じました。私が友人に聞きたいことをドイツ語で言い、それをトルコ語で伝えてもらい、返事をまたドイツ語に訳してもらうというモタモタした作業をしていると、おじさんが遠慮がちに「ボクもドイツ語話せるから」と。

明らかに日本人の私と見た目トルコ人の友人がドイツ語で話しているのが奇妙なようで、ツーリストインフォメーションのおじさんも戸惑っていた様子。

アンタルヤの美術館でもドイツ語で話をしていると、警備員のお兄さんがドイツ語で話しかけてくる。聞くとご両親がドイツに移民して働いていたからドイツ生まれのドイツ育ちで、ケルンに18才まで住んでいたと。両親の帰国に伴い一緒にトルコに戻り現在の仕事についたとか。

嬉しそうにケルンから来た私たちとしばしの会話を楽しんでいる様子でしたが、18才までドイツで育つと、メンタリティーはかなりドイツ人だろうなあ。


アランヤの町の市バス。バスの中も乗り降りのシステムもドイツとそっくり。他にも町や公園のゴミ箱のデザインもドイツと良く似ていました。アランヤは特にドイツ人の年金生活者の移住者が多い町だとか。ユーロの年金があれば物価の安いトルコでは過ごしやすいはず。その上、温かいし海もある。レストランのメニューもドイツ語があり、観光フェリーに乗っても、トルコ語の案内放送の後にドイツ語の放送が流れるくらい。

ドイツへの出稼ぎから帰って来た年配の世代の方たち、その子どもたちの世代、帰らずドイツにとどまるケース。ドイツからトルコへの移住者。ドイツ人のイスラム教への改宗者。一方で気にせず豚肉を食べるトルコ人のイスラム教徒の方にも会いました。

トルコにしてもドイツにしても、
ついつい自分の理解したいように見てしまいがちで、あるがままの姿を受け止めるのはとても難しい。そう思うことがしばしばあります。国籍=民族と考えてしまうことから、なかなか抜け出せない自分に気づく日々でした。


関係ないけど、バスのドアに貼られていたステッカー。これは分かりやすくて可愛い。


そんなアランヤの町の風土を感じたのは海よりもむしろ屋根上のソーラーとタンク。ほぼすべての屋根に取り付けられた姿は、圧巻でした。


トルコでも暑い地域なので、たしかに利用価値は高いはず。円筒形のタンクがずらりと並んでどこまでも続くのを見たとき「あ〜トルコなんだなぁ」と実感しました。でもこれも、自分が面白いと思う理解しやすい姿を見ているだけなんでしょうけど。
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