Sato Tomoko

painting,painting,painting!
<< トルコとドイツ | main | 冬支度 >>
トルコの田舎とユフカ

トルコで最後に訪れたのはİğdecik(イーデジク)村。薔薇で有名なウスパルタ県(人口50万人程)の中にある小さな村です。ウスパルタの中心から北西20km程離れています。Googleマップでかろうじて地名が出てくる程度。


村には教会、小さなお店、カフェが一つずつあるだけで、銀行もスーパーも郵便局も薬局もありません。バス停は村の中心から3km程離れた公道沿いに。最寄りのスーパーはGönen(ギョネン)という7km東の隣村まで行かないとありません。小学校も隣村。「この村に来た最初の日本人かもね〜」などと冷やかされながら友人宅に4日間滞在。


カメラを持ってウロウロ散歩していると、村の人々に不思議そうに見られますが、決して拒絶するような雰囲気ではありませんでした。特に子どもたちは好奇心旺盛で、遠くから走って来て私の背中をぽんと叩くとニコッと笑って「メルハバ」と挨拶してくれたり。


決して裕福な村ではなく、壊れているのか使っているのか分からないような家がたくさん。こんな小さな村にもドイツに移住していた人がチラホラいて、ドイツ語が使えることも。


今回一番興奮したのが、このパンを焼いている場面に出くわしたとき。土曜日の早朝、ガレージのような空いたスペースで近所の女性たちが集まってユフカという薄いパンを楽しそうに焼いています。1度に百枚以上焼いて、各家庭に持ち帰るのだそう。


村のカフェは男性だけが行くみたいで、女性は入らないのが習慣だそう。だからここが女性たちの社交の場でもあるので、とにかく楽しそうにおしゃべりしながら、手際よく作業を進めます。紅茶やサラダ、お菓子も用意してピクニックのよう。こねる人、のばす人、焼く人。手にカメラを持った私を見ると、手招きして呼んでくれました。


ユフカはクレープのように薄いので、鉄板に伸ばした生地を置くと、あっという間に焼けます。出来立てを食べるというより、保存食として大量に作り、食べる前に少し水を振りかけて柔らかくするのだとか。


中に白いヤギのチーズを入れて、くるくると巻いて「食べなさい」とくれました。紅茶も入れてくれて。朝食前の散歩だったので、朝ご飯代わりにペロッと食べました。この後も散歩を続けていると村の人から洋梨やぶどう、いちじくなどいただき、お腹いっぱいで散歩終了。


ちなみに屋台でも売ってます。チーズとか入れて焼いたのは「ギョズレメ」と言うみたい。

| 旅行 | 17:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









http://blog.tomoko-painting.com/trackback/1527000
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
Concentration Camps: A Traveler's Guide to World War II Sites
Concentration Camps: A Traveler's Guide to World War II Sites (JUGEMレビュー »)
Marc Terrance
アメリカ人の著者による強制収容所を巡るガイドブックです。とても平易な英語で書かれています。
+ RECOMMEND
兵役拒否の思想―市民的不服従の理念と展開
兵役拒否の思想―市民的不服従の理念と展開 (JUGEMレビュー »)
市川 ひろみ
表紙に「木を見張る」という
作品を使ってもらいました。
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ