Sato Tomoko

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ウズベキスタンータイル
ウズベキスタンの記事もそろそろ終わりにしないと、と思いながらもこれだけは忘れてはいけないのが「タイル」です。そもそも青いタイルを見たくて、ウズベキスタンに行ったのだから。

 


写真や遠目でみると、とても美しくどこまでも繊細な作業をしているのかと思って、期待していたタイル。


でも実際は模様は美しいものの、結構大味でディテールがない。部分と全体が直結しているような仕上がり。


最初、自分の美意識とか価値観に捕らわれていて、少しがっかりしました。何だ、こんな仕上がりなのかと。それでも、いくつもいくつも、たくさんのタイルのパターンを見て行くうちに、異文化に自分の価値観を単純に当てはめる愚かさにふと気づき、ようやくスイッチの入れ替えが済んで、タイルの魅力にはまった頃に旅が終わってしまいました。


構造をレイヤーのようにだけ深さで捉えてディテール云々と思っていたけど、面的に広がるフラットな構造もあるんだなと。捉え方が分かってくると、いろんなパターンに目が奪われます。


もともと昔から、同じ形が反復する造形は好き。


かなり複雑なパターンでも方眼紙と定規にコンパスなどシンプルな道具で描けるのだとか。


これは神様の名前(アラビア語)を造形化。


サマルカンドのレギスタン広場でウロウロしていると、タイルの修復現場で働いているお兄さんたちが、作業場に入れてくれました。


図面を見ながらタイルを並べていってます。


並べたタイルの上に石膏かけて固めてました。


固まった部分を運んで、


表側にはみ出した石膏を削り落としています。


修復に使っているのは中国製のタイルだそうです。


修復のために剥がされた古いタイル。これが昔のオリジナルのタイルだよと、私にもかけらをくれました。


でももらわなくても、モスクなどの周辺を歩いていると、いっぱいタイルの破片が落ちてます。色の記憶にと、結構拾って帰りました。

ちなみに、修復工房のお兄さんが私を招き入れてくれた理由は、日本人だから。どこの国に行っても「日本人」て評判が良い気がします。ウズベキスタンの日本人気の理由は「おしん」でしたけども。

| 美術・芸術のこと | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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