Sato Tomoko

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強制収容所巡り (6):チェコ

チェコで訪れた収容所を紹介します。

テレージエンシュタット中継収容所 in テレジーン


プラハから北に約65キロのテレジーン(Terezin)という町にあり、プラハからはバスで日帰りできます。テレジーンはこの収容所跡地をのぞけば、少しさびれた小さな田舎町といった感じ。プラハの華やかさとはまったく違います。



アクセス:プラハからテレジンまでのバスが往復で174コルナ。プラハから約1時間。バスチケットはバスターミナルで買えます。時刻指定して購入するので、できれば事前に購入しておくほうが良いです。私の時は9月の観光シーズンだったためか、ほぼ満席でした(といっても半分くらいは地元の方のようでしたが)。

バスは終点で降車すれば、インフォメーションと資料館(Ghetto Museum)の近くに着きます。途中、小要塞(Small Fortress:収容所のこと)の停留所もありますが、気にせず通りすぎて大丈夫です。先に資料館等を見学した後、小要塞の方に戻って見学し、小要塞前のバス停で帰りのバスに乗るのが効率が良いように思いました。


資料館から収容所へ歩いて行く途中の町並み。

概  要:テレジーンにはGhetto-Museum(博物館もしくは資料館)、Small Fortress(小要塞:つまりテレージエンシュタット中継収容所„Gedenkstätte Theresienstadt“)、Crematorium(火葬場)、Magdeburg Barracks(バラック跡:現在はここも資料館)、納骨堂、ユダヤ人墓地などたくさんの見学ポイントがあります。町の中に点在していて、資料館でチケットを購入したら町の地図がもらえたと思います。全てを一日でじっくり見るのは難しいです。

私は10時から16時まで見学したのですが、最後の小要塞にたどり着いたのが14時過ぎで、ほとんど小走り状態で肝心の収容所施設を見てまわりました。

テレジーンの収容所はもともと18世紀後半に建設された小要塞で、1940年〜45年にかけて強制収容所として利用されます。国際赤十字の目を欺くためにも芸術活動が多く行われた収容所で、音楽隊などによるオペラやコンサートの上演、画家によるスケッチなどの資料が多く残っています。また当時収容されていた子どもたちの絵も残っており、資料館に展示されていました。また当時の舞台衣装や楽譜、演奏の再現なども聞くことができます。


たぶん納骨堂。


小要塞の建物。


同じく小要塞。


クレマトリウム(火葬場)の建物。


その周りにユダヤ人墓地があります。

※入場料 200コルナ

※小要塞の近くに屋台があって、軽食は入手可能です。

今、もう一度行けるのならまずはこのテレージエンシュタット中継収容所に行きたいです。そして芸術に関わる人間として、もう少しキチンと理解したいです。ここで何があったのか。子どもたちの絵ももっとちゃんと見ておけば良かったと思います。いつになるか分かりませんが、必ずもう一度足を運びたいと思います。

資料館に展示されていたFrantisek Bass少年(1930.9.4-1944.10.28 アウシュヴィッツにて死亡)の詩(の英訳)。
 
A little garden,
Fragrant and full of roses.
The path is narrow
And a little boy walks along it.
A little boy, a sweet boy,
Like that growing blossom,
When the blossom comes to bloom,
The little boy will be no more.

(→以前の記事へ)

※またプラハでは「聖キリルと聖メトディウス教会」も見学できます。
| 強制収容所 | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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