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強制収容所巡り(1):情報収集

ブログのアクセス解析などを見ると、収容所の記事を読んでくれている方が意外と多いのに驚かされます。このブログ内の収容所の記事は私の感想に過ぎないので、具体的な情報を探している方には余り役に立たないと思うので、交通手段など実際の情報を何回かに分けて記事にしておこうと思います。

ナチスによる強制収容所跡地はヨーロッパ中に数えきれない程あったわけですが、現在見学できる施設の多くはドイツとポーランドにあります。基本的に町の中心から離れた不便な場所にあり、バスが2時間に1本だったり、最寄りのバス停から数キロ歩かないと行けないなど、事前に情報収集をしておかないといけません。

私の場合は08年8月26日〜9月18日にかけて、約4週間で計7カ所の収容所跡地を訪れたのですが、出発前の準備に最も力を入れたのが情報収集です。というのもどこに強制収容所があるのかも分からなかったわけなので。


その時に入手したのがこの本、強制収容所を巡る人のためのガイドブック(洋書)です。アメリカ人の著者Marc・Terrance氏が自らドイツ・ポーランドを中心に各地の収容所を訪れ、施設の規模や交通手段などをかなり具体的に書いてくれています。笑えるくらい主観的な文章なのですが、その分臨場感があって役に立ちました。アメリカ人向けに書かれた平易でざっくばらんな英語です。

ただしこの本が2003年に出版されているので、情報としては新しくはありません。あくまでも参考として、現地で最新の情報を確認することをおススメします。

私はこの本と「地球の歩き方」、各収容所のWebsiteの情報を持って出発しました。その上で現地のツーリストインフォメーションによる情報も合わせると、特に大きな問題なくたどり着くことができました。事前に集めた情報をもとに宿泊場所や滞在日程などを決め、現地で具体的なアクセス方法を確認する、といった感じです。

何と言っても一番確かなのが現地の情報。収容所に行きたいと告げると、交通手段から時刻表までだいたい丁寧に教えてくれます。電車やバスの時間や路線の番号などは、紙に書いてもらうと良いです。最近は頼まなくてもプリントアウトしてくれたりもしますが。

収容所跡地の中には終戦時に破壊され、今では瓦礫と慰霊碑が残っているだけというような場所もあるそうです。研究者でもない限りそういう場所に行っても、何をどう見ていいのかが分からない上に、ほとんど見学者がいないので辿り着くのも大変です。私が選んだのは近郊の町から日帰りができ、見学する施設がある程度残っているところです。

なので私がこのブログで紹介している収容所はそれなりに見学するべき施設が残っていて、しかも私がたどり着くことができたくらいなので、簡単な旅行英語ができれば誰でもたどり着けると思います!!
| 強制収容所 | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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