Sato Tomoko

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テレージエンシュタット中継収容所

プラハからバスで1時間、テレージエンシュタット中継収容所へ。18世紀に建造された要塞の跡地を利用している収容所で、閉ざされた印象が強くここもまた独特の表情でした。

ひとくくりに強制収容所と言うことが多いですが、定義としては強制収容所と絶滅収容所に分かれます。大きな収容所は基幹収容所となり、いくつかの衛星収容所を従えます。

テレジンは中継と名がつくように、次の収容所へ送るための一時預りのような場所でもあったようです。収容所という一つのシステムがすごく立体的に構築されて、明確な構造を持っていたことを改めて感じます。

中継収容所とはいえ、ここでも多くの犠牲者がいることに変わりありません。


収容所の前にある墓地


独特のデザインの入り口


しらみ駆除室


治療室

しらみ駆除室や治療室があるとはいっても、これは赤十字など外部の目をごまかすのが目的で、ある種のプロパガンダだそうです。人道的に扱っているという。現実に十分に機能していたわけではないようです。

他にも火葬場や資料館などがテレジンの町の中にあります。資料館ではナチのプロパガンダにも利用されたアーティストの作品や収容された子どもたちの描いた絵が展示されていました。

衛生面でも配慮しているふりをしていたように、文化的な生活をしているように外部の目をごまかすためにもそういったものが必要だったからのようです。

テレジンではコンサートやオペラがあり、音楽家は作曲し演奏し、画家も絵を描き、、。彼らはどんな状態で制作していたのだろう?収容所では本当は何が起きていたのだろう?ちょっと混乱してきました。

| 強制収容所 | 02:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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