Sato Tomoko

painting,painting,painting!
ロカンタとか屋台

 レストラン、ロカンタ(食堂)、ケバブ屋さん、屋台といろいろお店の種類があります。トルコで「レストラン」は基本的にグリルが中心で煮込み料理がないのが普通。グリルだったらケバブ屋さんで食べたらいいので、わざわざレストランに行く理由が分からない日本人です。

ロカンタ(食堂)はセルフサービスで、大学の食堂みたいな感じ。お盆を持って自分で並んで、お皿に好きなものを盛りつけてもらいます。


魚市場に行った後の朝食。朝から空いているロカンタがあったので入ってみるとメニューはスープだけ。トマトのスープとヨーグルトのスープ。パンを付けて4リラ(200円)。パンはちぎってスープに付けるだけでなく、ちぎったパンをスープにぷかぷか浮かべて一面パンの海にして食べる人が多かったな〜。


野菜のトマトソース煮とご飯、アイラン(ヨーグルトドリンク)と水を付けて8.5リラ(425円)。パンは無料です。


ここのロカンタでは欲張って、お店にある料理を全部少しずつお皿に盛りつけてもらいました。サラダと水、トルコピザもつけて20TL(1000円)。どれもこれも美味しかったです。


奥にあるのはデザートのプリン。


ロカンタでもグリルがあるところもあります。店頭でジュージュー焼いているので、すぐ分かります。上の写真とこのお肉を合わせて全部で20リラ。


オムレツ〜。こった料理を食べ続けるとあっさりしたものが食べたくなります。


ムール貝にピラフをつめた「冷製ムール貝のピラフ詰め」。一個1リラくらい。買うと殻を取って、レモンを搾って渡してくれます。


移動ピラフ屋さん。


ひよこ豆が入ったあっさりピラフ、2リラ(100円)。好みでケチャップかけてくれます。


日本でも時々見かけるケバブ屋さん。ラムとチキンがあります。


今まで謎だった、ケバブの作り方。ちょっとずつ積み上げていくんですね〜。


最後にビール。トルコのビール「エフェス」。美味しい!ケルンのビールと良く似ていて、明るい色で軽くて飲みやすい。トルコではイスラムの国とはいえお酒を飲む人は多いです。ただレストランでもビールを置いているところは、許可をもらったところだけだとか。私が入ったロカンタには無かった気がします。

15年前にトルコに行った時は、オリーブオイルを受け付けなくて、胃がもたれて食事を楽しむどころではありませんでした。ドイツ留学もあり、胃袋の許容範囲も広くなったのか、今回は絶好調。外食が安いので、ついつい毎日あっちこっちで食事を楽しみました。
| 食べもののこと | 18:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
家庭料理
イスタンブールではジャンさんの友人夫妻のお宅に泊めてもらいました。トルコ人のネジョさんと奥さんはドイツ人イレーナさ ん。そういうわけでドイツ語で会話ができて助かりました。穏やかなネジョさんは年金生活者で、年の離れたイレーナさんはイスタンブールのドイツ人学校で陶芸を教えているとか。そんなお二人が私たちを友人として迎えてくれました。


朝ご飯。焼きたてのパンはめちゃくちゃ美味しい。いくらでも食べられます。ドイツもパンの国ですが、一人当たりのパンの消費量はトルコの方が圧倒的に多いとか。


ヤギのチーズが多い(気がする)トルコですが、私にはちょっと塩っけが強くて、牛のチーズがいいなあ。↑これは牛のチーズ


モッツァレラをスライスしてパプリカと唐辛子、オリーブオイルをたっぷり。


これはネジョさんが作ってくれたパスタ。ワンタンみたいにお肉の入ったラビオリにヨーグルトをかけ、オリーブオイルで少しあぶった唐辛子のソースをかけていただきました。唐辛子のソースはめちゃ辛いので、ちょびっとだけ。トルコのヨーグルト本当にまろやかで美味しい!




お豆のトマトソース煮、奥はクスル(Kısır)。クスルはブルグルという麦とパセリなどを混ぜて、レタスにのっけて食べました。


ピーマンの肉とブルグル詰め。


大好物の豆のトマトソース煮。優しい味で、いくらでも食べられる!


この日のサラダはトマトとキュウリ。トルコのトマトは甘くて味が濃い。トマトソースが大好きな私には、幸せなところです。
どこの国に行っても家庭料理がやっぱり一番美味しいです。


ベルリンでの寿司修行の成果を、イスタンブールで発揮。アジア系の食材を売っているスーパーを探して、お米と海苔、粉わさびと材料をなんとか揃えて、お礼の「手巻き寿司」食事会。ほぼ初めてお寿司を食べるトルコ人とドイツ人。トルコ人3名が奪いあったのが「わさび」。粉わさびを練っている時から「何これ、何これ」と興奮気味。

ネジョさんがツーンと来て、うっすら涙を浮かべているので「大丈夫ですか〜、あんまりたくさん入れない方が」と言いかけると「たまらん〜」と喜んでます。鼻にツンとくる感じが「最高!!」だそうです。ネジョさんは余った粉わさびを大切に保管し、別のトルコ人は粉わさびをどこで買ったのか、翌日電話で聞いてきました(笑)。

トルコ人の心を掴むには「わさび」かも。
| 食べもののこと | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
栄養補給
旅行中に楽しみでもあり面倒でもあるのが食事。しっかり動き回るには栄養補給が重要だけど、旅行先だと食べたいものがいいタイミングで見つからなかったり、予算と合わなかったり。そういうのも楽しいわけですが、でも毎度同じみのケルンでは残念ながらほとんど自炊。


こんな感じで。野菜が安くて美味しいのでサラダは必ず。この写真は友だちのカメラ女子が撮影したので美味しそうに映ってます。


ある日「肉が食べたい」とつぶやいたら、こんなのが出てきた。トルコ系ドイツ人の友人の料理はいつも国籍不明な味です。


フィルム編集の作業が忙しすぎて、珍しく近所のピザ屋さんでテイクアウト。ピザが小さいのではなくついでに買ったフライドポテトがでかすぎるのです。二つで7ユーロくらい。


同じくピザ。以前友だちがここが美味しいと教えてくれてた窯焼きのピザ屋さん。生地がパリパリで美味しい。


アラビア系?のお店で買ったスイーツ。見た目は違えど味は似た感じ。食感が似ているからよけいそう思うのかな。


ドイツのスイーツ。洋梨のタルトとミントティー。こっちのフルーツタルトは本当にフルーツがしっかり入っているので嬉しくなります。サイズも大きいし。でもやっぱりドイツで一番美味しいものは、パンだと思います。

| 食べもののこと | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
びわ

びわの実が落ちてました。これはホントのビワ。


これもビワ。ホントのビワ。


玉島のお菓子屋さん松濤園さんの粋な計らいで、お食事会のデザートに出てきました。さくっと切ると中はアンコ。リアリズムです。

それに美味しいし…。
| 食べもののこと | 16:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
パンパパン
2008年から毎年ケルンを訪れています。大聖堂のも感動しなくなってきました…。何年も住んでいる人が「大聖堂大好きっ!」と言ってたりすると、私は感動する能力が欠けているのかしらと思ってしまうこともありますが(笑)。

それでもっ、飽きないのはパンです。パンパパン。ドイツのパン。朝ご飯が幸せです。


これは近所のカフェの朝ごはん。Quark(クアーク)チーズにトマト、ハムとキュウリ。待ち合わせた友人が朝ご飯まだなのよ〜、と食べてました。


この写真はFreiburg(フライブルク)というフランスとの国境近くの町へ行った時に入ったカフェ。たまたま同行したカメラマンが以前仕事でフライブルクに数ヶ月滞在したことがあって、その彼のお勧めのカフェ。

とにかくパンがおいしくて、スライスした一枚のパンに、トッピングを選んで注文できるんだよ〜と。外観も可愛らしい旧市街の中心にあるカフェでした。


これもクアークチーズの上にトマトと(多分)あさつきを細かく切って振りかけています。隣はツナと野菜を和えたもの(半分こしました)。どっちもめちゃめちゃ美味しかったです。「お腹空いてないから食べられないよ〜」なんて上品ぶって言ってたんですが、あまりに美味しくてぺろっと食べちゃいました。


これは、ランチに入ったレストランで付け合わせに頼みました。フォッカチャじゃなくって、何だったか名前を忘れましたがイタリアのパンです。それにアリオリとオリーブ。アリオリはマヨネーズというかマーガリンみたいな感じなんだけどニンニクが利いてます。パンにぴったり。

オリーブが苦手な私をよそ目に、オリーブ大好きなトルコ系の友だちは一人でオリーブまでほぼ完食。

もともと私はグルメでもないし、そんなに食べ歩いたりしないんですが、どこに行ってもパンは美味しいドイツです。
| 食べもののこと | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
新発見ポテチ
留学してから毎年ケルンです。さすがに町を新鮮に感じるとか、ケルン大聖堂に感動するとかそういうことも薄れて来てます。そんな中で今回の発見はポテチです。

ドイツではもっぱらパプリカ味のポテチを食べている私ですが、友だちが食べていたのを味見させてもらったら、これが美味。↓ローズマリン風味?のポテチです。



何かはまってしまって、3〜4回は買ってました。ドイツのポテチの塩味は、塩が強すぎてイマイチ。それで少しマイルドなパプリカにしてたんですが、このローズマリンはもっとマイルド。新発見です。
| 食べもののこと | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
今日のおやつ
今日は朝から和菓子の差し入れ。玉島の松濤園さんがお茶会用の和菓子を一個余ったからとわざわざ持って来てくれました。


尾形光琳の燕子花からモチーフを得た、素敵なデザイン。本当にきれい。バランスも良いし、両側の半透明な模様が何ともいえずオシャレです。絵心と季節感溢れる一品。これを600個もつくるというんだから、本当にすごいです。


ちょうど今、根津美術館に八橋を描いた燕子花の作品が出品されているとか。これもお菓子を頂いた時に教えて頂きました。
最近、展覧会の話題にめっきり疎くなってます。5月20日までに東京に行くのは難しいかなあ。でもセザンヌ展も行きたいし…。ううむ。

こんなことを考えられるのも、無事に展覧会が終わったから。頂いたお菓子は、一日お客さんに見せびらかした後、ぺろりといただきました。

他にもたくさんの方から差し入れをいただいたり、励ましのお言葉をいただいて、元気の出た一週間でした。ここに至るまでは本当に苦しい日々でしたが、何とか乗り切って納得の行く展示ができて、ホッとしてます。昨年の苦しみも無駄ではなかったと思いたいものです。

後片付けや作品の整理など、することは山積みですが、今日はしっかり寝たいと思います。会場に足を運んで下さった皆様、本当に感謝です。
| 食べもののこと | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ウツクシ和菓子
大阪の翌日は倉敷市玉島にて宴会。打合せも兼ねて知人宅にて。菓子百花でもお世話になった和菓子職人さんも途中から合流。差し入れの和菓子が素敵だったので、ご紹介。


キャンドル和菓子なのです。ちょうど3月11日が近いこともあって、キャンドルの和菓子を作ってみたとか。


炎の色の細やかな変化だけでなく、ロウソクの芯まで作ってあって、ずーっと見ていると消えない明かりがずっと灯っているよう。

「お茶会なんかのお菓子としてはこういうのは論外なんだけど、作っちゃうんだよね〜」と言われていたけど、少なくとも私は、このじっと静止したキャンドルを見て、逆に祈りと言うことをボンヤリと考えてしまったわけで…。そうなるともう和菓子以上の和菓子なんですよ。

あまりに丁寧に作られていたので、誰も手を付けないのを良いことに、真っ先に食べたのも私なんですが(笑)

| 食べもののこと | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
今日はカレー
 
今日は大阪にてカレーを食べました。680円なり。

外食も久し振りだし、外でカレーを食べるのも久し振り。美味でした。

女3人、ビーフカレー。

大阪の顛末はまた次回。
| 食べもののこと | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
太巻き〜
いつの間にやら2月です。毎年思うんですが「1月」ってやたらと素早く過ぎ去って行く気がします。

ここのところ秋のドイツとの交流展の為の打合せとかで何かと忙しい。提出する書類も書かなくては行けないし、絵描きといえども絵だけ描いていればいいわけでもないんです。4月の個展の案内状のデザインもそろそろ考えなければなりません。絵描きだってプールに行かないと肩も凝りますし…。


そうそう、今日家に帰るとドデーンと黒いものが。薄暗い部屋で不気味に見えたので、一瞬食欲を失いかけましたが、太巻きと気づいて持ち直しました。そしてふと、今日は2月3日だったと気づいたのです。


私は丸かじりなどはしたくないので、切って普通に食べました。伯母の手作りです。ありがたや。
| 食べもののこと | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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